歴史・文化|上下エリア
善昌寺 ぜんしょうじ
護国山善昌寺は鎌倉時代末の創建の曹洞宗の寺院
善昌寺本堂は永禄4年(1561年)の再建と伝わっています。本尊は千手観世音菩薩です。本堂内側廊下は、鴬張廊下となっており、今も変わらぬ妙音を響かせています。
本尊右手奥には大権修利菩薩、左奥には達磨大師を奉安しており、いずれも運慶派の古作と伝えられています。
境内には鎌倉時代に建てられた座禅堂が残っており、本堂の鴬張廊下や座禅堂は市指定重要文化財となっています。昔から善昌寺の釣鐘は雨をふらすと言い伝えられています。
上下散策マップより
昔から善昌寺の釣鐘は雨を降らすと言い伝えられている。大正14年の大干ばつの時、上下側の水神橋に鐘を沈め、夜通し1週間の雨ごい法要を行ったところ雨が降ったという新聞記事が残っている。
明治9年、大正13年にも恵の雨を降らせたという。戦後の新しい釣鐘となったが、その釣鐘にも、善昌寺に迎え入れる時はどしゃぶりの雨で、鐘楼堂につるしたとたんに晴れたという、雨にまつわる話が残る。
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【Profile】
名称 | 善昌寺 |
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所在地 | 広島県府中市上下町341 |
問合先 | 電話:0847-62-3054 |
URL | http://wp1.fuchu.jp/~zenshoji/main_frame.htm |
【Access】
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