歴史・文化|府中エリア
十輪院 じゅうりんいん
『火渡り秘法』で有名な真言宗のお寺
2月第4日曜日には、伝統行事「火渡り秘法」が行われます。 無病息災や家内安全を願い、護摩木を燃やした灰の上を裸足で渡る火渡り秘法は、備後路に春を告げる行事として親しまれています。
どんな場所?
火まつりの寺、十輪院。本堂の観音堂に接する裏山は、表土をのぞくほとんどが固い岩石で、そこに珀明洞とよばれる洞窟があります。珀明洞は100mあまりの曲がりくねった洞窟で、その中に33体の観音菩薩が安置されています。魔尼殿とよばれる中央の広場には、等身大の地蔵菩薩が祀ってあります。その魔尼殿を過ぎ、さらに進むと、机や椅子がならんだ広さ8畳ほどの広間があります。明るい電灯のもと、信者が心をこめて写経をする場所で、地底での写経場となっています。
十輪院は信号機(府中教育センター前)を北上し二つ目の交差点を右折したところに駐車場があり、そこから徒歩で300mほどのところにあります。
【Profile】
名称 | 十輪院 |
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所在地 | 広島県府中市鵜飼町147番地の1 |
問合先 | 電話:0847-45-3225 |
関連イベント | 火渡りの秘法(十輪院春の大祭) |
【Access】
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