歴史・文化|上下エリア
専教寺 せんきょうじ
芭蕉の句を読み、当時を偲ばせる
松尾芭蕉や蝶夢、上下出身の風蝶の句碑があり、俳諧がさかんな上下の歴史を伝えています。
また、元治3年(1864年)第二次長州戦争の際、福山藩主阿部正方が上下を通過する途中1泊し、専教寺に本陣を置いた時の表札や、馬をつないだという樹齢約300年の松が現存しています。
専教寺は上下町にあり、背面に山を負い、すぐ山門の下は神石方面への道が東西に通じています。その下を上下川が東から西に流れ、また南東の方には翁山がそびえており、非常に眺めの良い場所に建てられています。
開山は、南北朝時代のはじめ延元2年(1337年)で、鎌倉の人北条九郎忠親が仏門に入り道願と号しました。明光上人に随従して西国に下向し布教のところ、この地に至り専教寺を建立開山し、光照寺末としました。
定かではありませんが、はじめ翁山の山麓の陰地に立てられ、のち現在地へ移転されたとの口伝もあります。
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【Profile】
名称 | 専教寺 |
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所在地 | 広島県府中市上下町上下2081 |
問合先 | 電話:0847-62-3066 |
【Access】
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