歴史・文化|府中エリア
石州街道出口通り せきしゅうかいどうでぐちどおり
当時の賑わいの薫りが残る街道
周辺には観光地が多く点在しており、恋しき・日本一の石燈籠~石州街道出口通り~府中味噌のお店・府中焼きのお店などのように周遊できます。(通りの中に新設のトイレ有)
ふるさとの歴史―遺跡と文化財からみた府中― より抜粋
江戸時代になると、東海道をはじめとする五街道を幹線にして、それに接続する脇街道、脇往還が枝葉のように広がる交通網と、それに伴う宿駅制度が整備されました。
石州街道は、幕府直轄領の大森銀山・代官所(島根県大田市)に至る道として重視され、道幅が7尺(2.1m)、府中市村、上下村、吉舎村に宿駅が置かれ、伝馬人足が常置されていました。吉舎宿では出雲街道と合流し、赤名峠を経た後に西にわかれて銀山街道となり、大森銀山、温泉津港へと至りました。このルートは、大森代官所の役人などが、幕府領の年貢銀の大坂への運搬、赴任や離任、大森銀山の運上銀を大坂に運んだ帰路などのさまざまな公用に利用しました。また、石州から江戸へ送る御用蜜(大蜜)の輸送にも利用されたようです。
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【Profile】
名称 | 石州街道出口通り |
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所在地 | 広島県府中市出口町 |
問合先 | (一社)府中市観光協会 電話:0847-43-7135 |
備考 | 【石州街道出口通りボランティアガイド協会】 有料ガイド・要予約 お問い合わせ (一社)府中市観光協会 |
【Access】
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